若いころに好き勝手に働き過ぎていた。転職先を選ぶのは、少し厳しいくらいで良い
私の場合は失敗例です。
正に今、その状態になっています。皆さんには気を付けて将来設計をしてほしいので記載させて頂きます。
私は新卒で総合病院のOPE室勤務をしました。第一希望です。以下第二希望には整形外科等を希望しました。しかし、出来れば外来勤務を希望していました。
と言うのも、夜中に起きて仕事をする事に対する体の負担を大きく考えたからです。
その後、透析科に転職しました。この時も夜勤が無い事を優先に考えて選びました。
結婚し、子どもが産まれ日勤だけの働き方は生活リズムに合っていました。しかし、その後家計の都合により日勤だけではなくもっと稼ぐ必要が出てきました。
かと言っても頻回に夜勤を入れる事は出来ません。病棟での勤務は小さい子どもが居るので出来ない状態でした。
主人が子どもを見る事のできる曜日にだけ夜勤は出来ないかと思い、夜勤のアルバイトを探し始めました。
夜勤だと日給も良く、週に1回夜勤をするだけでかなりの家計の足しになります。
そこで夜勤、アルバイトを目的に求人を探し始めました。
しかし、そんなに直ぐには見つかりません。ネックになったのは当然ですが病棟での勤務未経験と言う事です。
登録サイトにも数か所登録し、病棟だけではなく特養等の介護系も含めて求人を探してもらいました。
数か所の案件が出てきてこちらの履歴を提出すると履歴書の段階で面接にさえも辿り着きませんでした。
個人的にも掲載されている夜勤のアルバイトを探しましたが、必要資格の所では病棟経験者、最低3年以上等の記載が並びます。
到底私の今の看護力では働く事が出来ないと実感しました。
結婚もしておらず、若い頃には自分の働きたい様に働いていました。その為にいざ、お金が必要になり、希望の働き方をしたいと考えても直ぐには雇って貰えない状態になる事を実感しました。
同じ様にOPE室を8年間勤務した同僚も似た境遇に立たされています。
彼女の場合はクリニックでの勤務も出来ずに入浴介助等の医療処置が比較的少ない環境で働いています。彼女も又、留学を目標にしておりお金が必要ですが、手っ取り早い夜勤のアルバイトが出来ない状態です。
看護師は色んな場面で必要とされています。
夜中起きるのが嫌だからと避けて仕事を選択する事も容易に出来ます。しかし、それはその後自分の人生を狭める事になります。
辛くても夜勤、病棟を経験してこそ看護師である事には変わりありません。仕事を選ぶ時は自分の好きな様に、楽な様に仕事を選びがちですが将来の事考えたり、保険を張る考え方で仕事を選択する必要だと思います。
看護師になって9年目に急にお金が必要になっても稼ぐ事の出来ない私の看護師としての働き方、転職の仕方は失敗だったと思います。
介護職員の友達もいるのですが、若いころは楽にデイサービスしていたらしく、結婚してお金が必要になって困ったようです。同じように夜勤経験がないことなど、不安要素が大きいとのこと。
苦労は買ってでもしろとはまさに私たちの事なのかもしれません。
少しくらいキツイ環境であれば、頑張ってみるのが就活を上手く進めるコツだと思うのです。
P.S
ちなみに私は求人サイトで良いアドバイザーさんに出会って、なんとか最近動けるようになりました。今も頑張っている最中ですけど・・。