転職が上手く行くことなんてあるの?実話で聞くガチ体験談

転職しても、良い事なんて何もない!と思いがちな方に向けた転職体験のコツをまとめています

開き直って気分一新にがんばる!ありがちでも基礎は大事!

就職活動をしていた時、周りはどんどん決まり、正直焦りました。私は少し田舎の方に住んでいた事もあり、都会に憧れ市内の就職先を探していました。

 

希望してた職を何社か断られ、断られる度に初めはやる気が十分だった就職活動もだんだんやる気がなくなりました。

 

求人サイトも色々見ましたが、どれもパッとせず…そんな時に友達の御両親の紹介で、こういう会社があるけど?と、既に内定が決まっていた友達が訪ねてきてくれました

 

色々その会社を検索していくと、私の理想の会社だったのです。

 

私はすぐに連絡をし、面接をしていただけることになりました。面接までの数日は両親も「次は大丈夫よ!今までの会社は縁がなかっただけ!」と、落ち込んでる私を励ましてくれていました。

 

面接の前日は新しい靴を買い、美容院に行きました。なぜか何社か落とされた気分を一新出来る気がしたんです。

美容師さんにも「明日面接なんですー」というと、頑張って!と励ましていただけました。

少ししか髪は切っていませんが、サラサラになった髪型で、新しい履歴書の写真を撮りに行きました。

 

正直、写真なんて使い回しでも…と、思っていましたが、どこかのサイトに「写真は毎回撮りなおししましょう。」と、書いてたのをふと思い出したんです。

 

気持ちも晴れやかになったので、近所の写真屋さんで撮影していただきました。

家に帰り、新しく履歴書を書き両親からもらったお守りを枕の下に入れ眠りました。今でもなぜ、枕の下に入れたのかはわかりませんが…。

 

そして、運命の当日。

緊張からか朝早く目覚めた私は、キッチンに行くと何故かトンカツが。母が「勝つよ!カツ!」と、私の為にトンカツを朝から作ってくれました。

「えー受験生ー?」と笑いましたが、何故か食べると不思議と勝てる=採用、の気持ちになってきました。

 

新しい靴を履き、玄関から出る時は父に母、妹、我が家の愛犬までみんなで「大丈夫!頑張って!」と、応援してくれました。なんだか、気持ちは落ち着いてました。

会社につくとどんどん緊張し口はカラカラでした。

 

何名か面接はいらっしゃってましたが、私は最後の方だったのでその間もドキドキ。いざ、名前を呼ばれると足取りが重かったです。面接官数名の前に立った時、「もういいや!なるようになれ!」と、開き直りました。

すると、肩の荷がおり、思ってたよりリラックスして面接に挑むことができました。

数日後の通知で見事採用され、家族みんなが喜んでくれた光景を今でもハッキリ覚えています。

だけど、自分自身の記憶は喜び過ぎてハッキリ覚えていません。

時には、開き直りも大切なんだな。とは思いました。