等身大の自分から、好きをアピールした
大手出版社でしたが、転職サイト「とらばーゆ」で見つけました。
その前にデザイン会社で勤めていましたが、カタログ制作などの出版系の仕事が非常に多くて、できれば出版社で出版物を作る仕事に関わりたいと思ったことがきっかけでした。
実際にすぐに転職しようと思って、転職雑誌を見ていたわけではなく、よさそうな仕事があったら徐々にチャレンジしようという軽い気持ちで見ていました。
住んでいる場所から出版社が比較的近い場所にあったので、そのことも魅力でした。
かなりの狭き門だったので、なぜうまくいったのかと考えてみると、やはり好きをアピールすることがその時にはうまくいったのだと思います。
転職しようと考えていた出版社は、いろいろと新しいことにも手を広げていこうと考えている矢先だった気がします。
例えば紙媒体で子どもに向けていたサービスも、デジタル化していこうとか、国内だけではなくて国外でもっと広げていこうとか、様々な試みがされている頃だったわけです。
自分自身に関しては、デジタルに関して、パソコンを使ったバーチャルリアリティーをうまく使い、子ども達に発信をしていけないかと考えていたので、そのことをうまく膨らませて、面接やテストの時の文章などでもまとめてみました。
それがちょうど面接担当の方には好印象だったような気がします。
あとは、自分の好きがあったこと。私はイラストを描くことが趣味だったのですが、その作品も持ち込んで面接などに臨みました。
どこまで印象がよくなるか、作品を持っていくとどんな展開になるのかは全く読めなかったのですが、今の自分をわかってもらうには具体的なものが必要だと考えて、あえて持ち込むことにしました。
その作品と、作品を通じて、面接官の方ともいろいろとお話をしたのが話も弾み、自分の印象も上げることができたのだと思います。
よかったことばかりではなくて、最初のグループミーティングのような時にもその場に適さないことも多々言ってしまったりしたのですが、失言にもめげず、それに加えて挽回するためにもたくさん発言していく姿勢が評価されたような気がします。
やはり面接や試験では、通常の状態とは違うかなりの緊張が強いられるので、失敗というのはつきものだと思います。
ただその時にもどのように、どのようなメンタルで構えて、その場をまた挽回していくのかということを面接官の方もみているような気がしました。
うまく行ったコツは、やはり等身大の自分をうまく表現できたこと。めげなかったこと。この二つに尽きるのかなと思いました。