ブラック企業は逆手に取った!肉を切らせて骨を切れ!
過去にどれだけ応募をしても転職活動がうまくいかなかった時期がありました。
今思えば何もスキルを持っていない状況で、行きたい会社に応募しても受かるわけがありませんでした。
自分を見つめ直し、一からやり直したところ段階を踏んで目標の地点までたどり着いたら、さくさくと転職活動がうまくいきました。
まず求人サービスとは少し異なりますが職業訓練所に通い受かりたい業種に必要なスキルを身につけました。
これにより履歴書に受かりたい会社に自分を採用したときの利点が記載できるようになります。
私は社会人としての基礎知識、パソコンの基礎、オフィス関連のスキルを学んだ後にWEB関係の仕事をしたかったのでサイトコーディング技術、SEOや画像加工技術を学びました。
実際はいくら訓練学校で勉強したところで仕事で通用するレベルまでスキルが上がることは無いとは思うんですが、あくまでも履歴書を彩れると言う意味では相当な効果がありました。
履歴書が仕上がったら、次は受かりたい業種へのリサーチです。
どのような会社に受かりたいかを想像し、転職サイトの求人をチェックします。
私はWEB関係の仕事をしたかったのでその関係の求人を色々チェックし、自分の理想とする条件の会社をリストアップしました。
最終的には給料が良いいほうがいい、と言うスタンスで探していたので判断が難しかったのですが、初任給が高く発展途上の会社をピックアップしました。
中でも長い間求人を出している会社に目をつけました。
長い間求人を出している会社と言うのは、人が集まらないか、会社の人間の入れ替わりの回転が速いかのどちらかの可能性が高いと感じます。
言い方に問題があるかとは思いますが、要はブラック企業に近いのではないかと考えられます。
あえてこのような企業を選ぶ理由としては、回転率が高い会社であれば長くいれば上に行ける可能性が高くなる。
発展途上なのでうまくいけば会社規模が大きくなったときの恩恵を受けやすい、と考えたからです。
結論から言えば、前職からの転職が大成功しました。
初任給が高く長い間求人を募集している希望職種の案件があったので、その企業が欲しそうな履歴書を作成し応募、面接までこぎつけました。
職業訓練所で学んだ面接での立ち振る舞いが役に立ち好印象でその日のうちに採用連絡をいただきました。
入社してからは予想通りブラックなところがある会社で、社員の回転率が高くそんなに大きな企業ではありませんが入社5年で課長まで昇級が出来ました。
もちろんお給料も入社当初に比べたら大幅にアップしています。
どのような転職が成功と言えるかは人によって変わってくるとは思いますが、私は自分の目標としているところまで順調にたどりつけているので今回の転職活動は成功と思っています。
成功の定義をどこに置くかは人それぞれとは思いますが、私はこのような目標で転職を成功させました。
ブラックというのは、考え方によっては採用されやすく、昇格しやすいのです。かなり時代の逆を突いた発想ですが、これはこれで仕事にありつけているので嬉しいです。
仕事好きな方は、別にブラックもブラックじゃなくなりますから。
もちろん、酷いブラックは辞めなきゃですけど、スキルとキャリアアップへの利用は可能ということです。