転職が上手く行くことなんてあるの?実話で聞くガチ体験談

転職しても、良い事なんて何もない!と思いがちな方に向けた転職体験のコツをまとめています

図書館司書になれたのは、相手のことも考えて行動できたから

 

現在、図書館司書として働いています。 昔から本が好きで、いろんな人の家に遊びに行っては本を読ませてもらっていました。

 

そんな経験から、図書館司書の募集をしていることを家族から教えてもらい、応募することにしました。 家族に教えてもらいつつ、書類の作成などはハローワークに頼みました。

 

履歴書と職務経歴書を送付して書類選考後、面接を行うということだったため、履歴書作成には力が入りました。

求職期間にハローワークにて教えていただいた知識を総動員して、履歴書選びから気を配りました

 

今の時代、百円ショップにも履歴書は売っていますが、自分自身の魅力や熱意を書けるフォーマットになっているのかどうかにこだわりました。 そうして、どうしても仕事がしたいという思いの丈を存分に込めて書き上げました。

 

その後、以前通っていたキャリアアップスクールの先生に「図書館司書に応募する予定です」と報告しました。

私に合っていると先生は喜んでくれましたが、それをきっかけに私の脳裏には授業の内容が蘇ってきました。 コーチングの技術を使った「相手の気持ちを考える」授業です。

 

私は図書館司書になりたい!という気持ちだけで履歴書と職務経歴書を作成したけれど、雇い入れる側の気持ちは全く考えてなかったことに気づいたのです。

 

そのことに気づいて見返してみたところ、やはりちょっと違うなと思いました。

 

公共図書館の図書館司書なので、雇い主は教育委員会でした。 彼らが求める人材はどういう人だろう? 一旦、作成した履歴書と職務経歴書は破棄して、一から考えてみることにしました。

 

自治体の職員が一緒に働きたいと思う人は、真面目で冷静で思慮深く、周りとの協調性がある人ではないだろうか。 もちろん仕事には積極的に取り組み、いろいろ任せられる安心感のある人のような気もしました。

 

そう思うと、最初に書いた履歴書と職務経歴書の書き方では絶対に受からないだろうとも思いました。

 

熱意が高じすぎて暑苦しい履歴書になっていたものを、今度は落ち着いた志望動機、自己アピール、資格記入欄へと変更しました。

 

今の自分が持っているすべての労力を使って書き上げた履歴書と職務経歴書は、今までで一番自信を持って提出できるものに仕上がりました。 結果は採用でした。

 

それも書類選考のみで面接は行わないというサプライズ付きでした。 応募が私一人だったのかな?とちょっと拍子抜けしたのは事実です。 ですが、採用されてからしばらくして尋ねたところ、数ある応募者の中から3人の面接官が一致して選んだのが私の履歴書だったそうです。

 

それを聞かされたとき、心の中でやった!と思いました。 熟考に熟考を重ねて、履歴書を書いた甲斐がありました。 自分の思いだけではなく、相手のことも考えて行動することが大事なのだと確信できた出来事でした

 

興味があれば、図書館司書のなりかたを参考にしてみてください。

www.kokutyu.jp